情報処理システムの運用及び管理に関する指針に関する取組
(1)企業経営の方向性及び情報処理技術の活用の方向性の決定
内容
【経営ビジョン】
あなたのお悩みを一つひとつ整理して、企画・コンサルティングで解決します。私たちは、知識・アイディア・ひらめきで、そのお悩みを解決します。”あなた”、”私たち”、”パートナー”。それぞれの力を合わせて、想像を超えるものを一緒に作りましょう。
【DX推進方針】
当社は、上記経営理念の実現に向け、データとデジタル技術を自社業務に積極的に取り入れることで、コンサルティングサービスの質と提供スピードの継続的な向上を目指します。顧客との対話データ・ヒアリング内容・課題解決プロセスをデジタルで蓄積・分析し、組織全体で活用できるナレッジ資産として整備します。属人的な経験・勘に依存した業務からデータに基づく意思決定へと自社を変革し、より多くのお客様の課題解決に貢献できる組織へと進化していきます。
(2)企業経営及び情報処理技術の活用の具体的な方策(戦略)の決定
内容
当社は、自社のコンサルティング業務にAI技術およびクラウドサービスを活用し、業務プロセスのデータ化・効率化・意思決定の高度化を推進するDX戦略を実行しています。
具体的には以下の3つの取り組みを推進します。
1. 顧客対話データの蓄積・活用による営業・提案品質の向上
顧客ヒアリング内容・商談記録・課題解決プロセスをデジタルデータとして蓄積し、分析基盤を整備します。蓄積データをもとに提案内容の改善・標準化を図り、コンサルティング品質の属人化を解消します。
2.音声データの自動文字起こしによる社内ナレッジ管理の効率化
社内会議・顧客ヒアリングの音声を自動で文字起こし・テキスト化し、議事録作成・ナレッジ蓄積を効率化します。これにより担当者の作業工数を削減し、ナレッジの組織内共有を促進します。
3.FAQチャットボットの自社導入による問い合わせ対応業務の自動化
自社開発のFAQチャットボットを社内・顧客対応業務に導入し、定型的な問い合わせ対応を自動化します。対応データを継続的に分析し、FAQの改善サイクルをデータドリブンで回します。
これらの取り組みにより、自社業務のデジタル変革を推進し、人がより高付加価値な業務に集中できる組織を実現します。
意思決定機関の決定に基づいていることの説明
当社は取締役会設置会社ではないため、取締役会に準ずる機関である経営会議(各部門責任者による全社会議)において、上記経営ビジョン及びDX推進方針を審議・承認しています。
① 戦略を効果的に進めるための体制の提示
代表取締役をDX推進責任者(実務執行総括責任者)として任命し、全社のDX推進を統括しています。
- DX推進責任者(実務執行総括責任者):代表取締役 1名
- システム開発担当:2名(AI活用基盤の開発・クラウドインフラ管理・社内データ基盤整備)
- 営業・導入支援担当:2名(顧客ヒアリング・データ収集・課題分析・ナレッジ整備)
【デジタル人材の育成・確保】 開発担当はAI・クラウド技術の最新動向を継続的にキャッチアップするため、外部研修・技術カンファレンスへの参加を推進しています。営業担当についても、データ分析ツールの活用スキル習得を支援し、全社的なデジタルリテラシーの底上げを図ります。採用においても、AI・データ活用経験を持つ人材の確保を優先方針としています。
② 最新の情報処理技術を活用するための環境整備の具体的方策の提示
自社業務のDX推進に向け、以下の環境整備を進めています。
- 顧客対話データ・商談記録を一元管理するクラウド型データ基盤の構築
- 音声文字起こしツールの社内導入による議事録・ナレッジ管理の自動化
- FAQチャットボットの社内運用環境の整備(問い合わせデータの蓄積・分析)
- 蓄積データの可視化・分析基盤の整備(意思決定のデータドリブン化)
(3)戦略の達成状況に係る指標の決定
内容
以下の指標を設定し、経営会議において定期的に確認・評価します。
| 指標 | 現状 | 目標 |
|---|---|---|
| 社内問い合わせ自動対応率 | 計測開始前 | 1年以内に30%以上 |
| ヒアリング議事録の作業工数 | 手動作成100% | 音声文字起こし活用により50%削減 |
| 顧客対話データの蓄積件数 | 0件 | 1年以内に100件以上 |
| ナレッジ共有件数(社内FAQ登録数) | 0件 | 1年以内に50件以上 |
これらの指標を通じて、自社業務のデータ活用度・業務効率化の進捗を定量的に管理し、DX戦略の実効性を継続的に検証・改善していきます。
(4)実務執行総括責任者による効果的な戦略の推進等を図るために必要な情報発信
内容
実務執行総括責任者(代表取締役)自らの言葉で、自社DX推進への想いを以下のとおり発信しています。
【代表取締役メッセージ】
私たちが大切にしているのは、「お客様の悩みに真摯に向き合い、想像を超える解決策を届ける」という姿勢です。その実現のために、私自身がDX推進を主導し、自社の業務にデータとデジタル技術を積極的に取り入れることに取り組んでいます。
顧客との対話の記録、課題解決のプロセス、ヒアリングで得た知見——これらをデジタルで蓄積・活用することで、私たちは経験と勘だけに頼る組織から、データで動く組織へと変わっていきます。それが、より多くのお客様に、より高い価値を届けることにつながると確信しています。
代表取締役 河口 祐毅
(※本メッセージは自社ウェブサイトにて代表取締役名義で公表しています。)
(5)実務執行総括責任者が主導的な役割を果たすことによる、事業者が利用する情報処理システムにおける課題の把握
内容
実務執行総括責任者(代表取締役)が主導し、自社が利用する情報処理システムの現状と課題を以下の方法で継続的に把握しています。
【課題把握の方法】
- 代表取締役主導による月次経営会議での各部門課題のヒアリング
- 各担当者からの業務負荷・社内システム利用状況のフィードバック収集
(6)サイバーセキュリティに関する対策の的確な策定及び実施
内容
当社ではサイバーセキュリティ対策を重要な経営課題として位置付け、以下の対策を策定・実施しています。
技術的対策
・通信の暗号化(HTTPS/TLS)の実施
・クラウド環境におけるアクセス制御・認証管理の徹底
・権限管理の実施(役割に応じたアクセス権限の付与)
・顧客データ・問い合わせデータの適切な分離管理
運用・管理的対策
・定期的なセキュリティ設定の確認・見直し
・インシデント発生時の対応手順の整備(責任者への報告・対応フローの明確化)
・セキュリティに関する社内情報共有と意識向上の取り組み
現時点ではISMS・Pマーク等の第三者認証は取得していませんが、サービス規模の拡大に伴い、認証取得を含むセキュリティ体制の継続的な強化を検討・推進していきます。